採用マーケティングのRICTEC
「採用ペルソナの設計」とは?評価制度や研修にも繋がる採用のリフレーミング
【関連記事】
【6/27WEBセミナー開催】優秀層採用のためのペルソナ設計に必要なパラダイム

こんにちは!株式会社飛竜企画 RICTEC事業部です。
「採用ペルソナの設計」という言葉をご存知でしょうか。
端的に表すと「自社に必要な人材像の定義」です。
ダイレクトリクルーティング、オウンドメディアリクルーティングなど、新しい採用手法の議論は盛んですが、根本の「ソフト」=人物像、人材像の議論を十分にできている企業は稀です。しかし、コロナ禍のここに来て、大手企業を中心に、採用のリフレーミングの動きが出てきています。
【なぜ今採用ペルソナの設計なのか】
「コロナ前は売り手市場。とにかく人を集めなければいけなかったが、現在は、応募者は増えているが質が安定しない時代。優秀層の採用を考えなければいけなくなった。そうすると、優秀層とは何か?の定義をする必要が出てきた」(サービス業・A社様)
「社長と現場の考え方が一致しない。鶴の一声で、全く現場で使えない人材を採用するように言われたり、現場の評価が高い人材を上の判断で低評価にされる」(IT関係・B社様)
「リモート面接・面接の導入により、面接基準の平準化がより一層求められるようになった」(人材関係・C社様)
「研修プログラムの組み直しを行っているが、どんな考え方に基づいて組んだらいいかわからない」(生命保険・D社様)
こんな声が多いです。まさに、これまで走りながら考えているがゆえに出ていた企業の歪みをここで正しておこうという動きです。
【具体的にどうするのか】
弊社では、採用ペルソナ設計サポートプログラムをご提供しています。順序としては
①事業戦略レイヤーヒアリング
社長様、役員の方など、企業上層部の方に事業内容、事業課題、未来の企業の姿をヒアリングします。
②現場レイヤーヒアリング
今度は、実際に現場で働いている方へのヒアリングです。経営層の見ている理想の人材と、現場が見ている理想の人材は必ずしも同じではありません。その質の異なりを把握し、根本の考え方が違うのか?または、同じことを言葉を変えていっているだけなのか?を見極めます。
【ヒアリング内容】
・理想の人材スペック・タイプアンケート(ヒューマンスキル、テクニカルスキル、志向性のタイプ分けなど)
・実際にいる人材のスペック・タイプアンケート
・インタビュー
③人事部ディスカッション
①②をもとに、どんな定義を行ったらよいのか?理想像と、現実を照らし合わせてディスカッションを行います。
④納品物~ペルソナシート+α
①~③をもとに、貴社にとっての理想の人材を定義した「ベースペルソナシート」をご納品。その他、事業課題に応じ、現状の制度設計や研修などの簡単なレビューを行い、納品物とさせていただきます。
【ペルソナ設計プログラムのメリット】
①自社に必要な人材の見える化
自社に必要な人材をスペック・タイプ両面から見える化できます。
また、「一言で表すとこんな人」=採用クレドの定義ができます。
【スペック】
理解受容力・伝達説明力・信頼構築力・役割協働力・影響統率力・交渉力・目標達成意欲・企画発想力・計画立案力・実行完遂力・論理的思考・数値分析力・作業能力(速度・正確性)・業務経験・学歴・資格
【タイプ】
柔軟性・誠実性・責任制・主体性・向上心・俊敏性・メンタルタフネス・ゼロベース志向・コントローラー・プロモーター・サポーター・アナライザー
②人事制度、研修設計、採用基準の見直し
求める人物像が見える化されるということは、人事制度が見直されるということです。
はっきりとした、全社横断的な基準に基づいて人材採用を進めることができるので、属人的になっていた基準値が統一されます。
③部門間のコミュニケーション、横断的人事アプローチの促進
実はこちらが一番のメリットかもしれませんが…このプログラムを受講された企業さまには「これをきっかけに、経営陣と現場の意識の差異を埋めることができた」という感謝の言葉を多数いただいています。社内コミュニケーションの見直しのきっかけにもなります。
【費用感】
アウトプットによりますため、ご相談とさせていただいております。
コロナ禍の今、テレワークの促進などにより、あらゆる場面で「雰囲気で解決」→「見える化による明確な意識のすり合わせ」が重要視されています。こうした中で、業務優先度が変わってきていることも抑えておくべきです。ご相談は対面・WEB問わず可能ですため、いつでもお問い合わせください。
採用マーケティングのRICTECには、最上流工程をサポートできるスペシャリストが多数在籍しています。無料相談を積極的に行っていますので、人事のお悩みはお気軽にご相談ください。