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Indeedが捉える、中途採用のミドル市場活性化

1.就職氷河期世代とは…


就職氷河期世代とは、1970年~1982年度に生まれた、2020年現在で37~50歳の人たちです。

またの名を「ロストジェネレーション世代」。


2020年から始まる、池井戸潤さん原作の大ヒットドラマ「半沢直樹」シリーズの続編は、小説「ロスジェネの逆襲」を原作としたストーリーですが、主人公の半沢さんは1970年生まれですから、就職氷河期の口火を切る世代ですね。


いわゆる「ミドル層採用」は、おおむね35歳~54歳をターゲットとした採用活動ですが、つまり、ミドル層採用とは、まるまる就職氷河期層の採用なんですね。



今回、Indeed Japan社の出した調査結果とともに、ミドル層の採用で考えるべきことをおさらいしましょう。




2.ミドル層を襲った「非正規」の波


内閣府は、2019年に「就職氷河期世代支援プログラム」を発表。


3年間の集中支援として、様々なプログラムを発表しました。


“いわゆる就職氷河期世代は、現在、30代半ばから40代半ばに至っている。雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代であり、希望する就職ができず、現在も、不本意ながら不安定な仕事に就いている、無業の状態にあるなど、様々な課題に直面している者がいる。”



筆者は37歳で、就職氷河期世代の終盤。

終盤、とは言っても、就職してすぐにリーマンショックが訪れた世代でもあり、なかなか波乱万丈な20代の社会人生活ではあり


その中で、求人検索エンジン「Indeed」が、興味深い調査結果を出しました。

Indeed Japan、就職氷河期世代の仕事探しに関する調査を実施

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000028842.html





3.就職氷河期世代=「非正規」の波直撃世代




データが示すように、就職氷河期世代は、非正規雇用、特に「派遣」「契約社員」で働いたことのある割合が非常に高くなっています。


そして、平均転職回数も、ゆとり世代・バブル世代と比べて最も多い結果に。


ちなみに、筆者が就職したての2007年には「ハケンの品格」がブームを迎えましたし、

学生の頃のアルバイト先には「バンド・演劇、夢追うフリーター」がたくさん働いていました。


不景気で正社員として働けない、が一次要因ですが、「どうせ正社員で働いても先はないから、好きなことをやって過ごそう」という空気もバリバリあった時期、と言えます。


次に、「仕事が選べるか」「キャリアアップしやすいか」「好きなことを仕事にできるか」「チャレンジできるか」4指標に分けての世代イメージ調査です。



氷河期世代の筆者が見ても「ひどいなぁ・・・」と思ってしまうくらい、ネガティブなイメージのある世代のようです(笑)


特に、「仕事が選べない」という印象を持たれている傾向が非常に強いですね。




4.氷河期世代のいま


さて、「正社員になれない」「景気の先行きが見えない」「やりたい仕事がない」

そんな空気の中で「派遣」や「フリーター」として過ごした氷河期世代は、そのまま30代を迎えます。


30代になるころには、リーマンショックの波もひと段落。

景気指標は上昇に転じ、就職活動・転職活動も「売り手市場」といわれる市況になりました。


以下は、3年以内に転職を考えている就職氷河期世代に「転職における課題や不満」を尋ねたインタビューです。



1位は、「年齢や性別が理由で採用されない(採用されにくい)」。


仕事が選べないまま非正規もしくは、やりたい仕事とは遠い職場で就職してしまった

氷河期世代は、年齢が上がってしまった今「売り手市場」の今でも苦しんでしまうことになります。



そうこうしている間に、「ミドル」と呼ばれる年代へ…

それが、就職氷河期世代の実際です。


私も同世代として、「本来、能力がある人間が、就職の出だしで失敗したがばかり、いまだに非正規雇用で働いている」例をたくさん見てきています。




5.増えている「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」のしごと検索数


こうした事態は、「企業側」からみるとどういう事態か。


逆に考えれば、「就職氷河期世代には、能力はあっても職場に恵まれていない潜在転職層がたくさんいる」ということもできます。



こちらは、2014年から2019年までの間で、indeedで検索された

「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」のワード数の推移。


驚くべきことに、5年で24.9倍と、ものすごい勢いで増えています。

それだけ「自分の年齢でも雇ってくれる企業があるだろうか?」と不安を感じながら職を探している求職者が多くなっています。


また、

・いずれのワードも「正社員」「アルバイト」といったワードと複合検索されることが多い

・「ミドル」では「事務」「製造」「販売」の職種を指定した検索が多い

・「中高年」では、年収額をしたいした検索が多い

などといったデータも出ています。




6.Indeedを使ったミドル・シニア人材採用


弊社でも、Indeedを利用したミドル層やシニア層の人材採用プロジェクトに多く取り組ませていただいてきました。


Indeedを利用した採用プロジェクトの利点は

「運用のみならず、ランディングページ・ATSなど、コンテンツ設計でいかようにでも最適ターゲットの採用に近づける」点です。


驚くべきことに、過去、Indeedを利用した採用プロジェクトの中で、30-50代の応募割合が67%に達したプロジェクトもありました。


生活環境を見れば当然のことですが、

「スマホ=若年層」という考え方も、もはや過去のもの。


しっかりとした設計で採用活動を行うことで、必ず効果につなげることができます。




7.おわりに


2020年は東京オリンピックの年。


価値観やライフスタイルの多様化の中、

「採用ターゲットをどう設定し、どんなメッセージを伝えるのか?」が非常に重要になってきています。


盛んに叫ばれている「シニア層」だけではなく、「ミドル層」=「就職氷河期世代」への採用施策も非常に重要になってくることでしょう。



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