• 採用マーケティングのRICTEC

コロナ不況の中で中途採用を強化するとき、企業がイメージしておきたいこと






新型コロナウイルス感染拡大により、猛烈な不況が既にやってきています。その中で、「人材採用」「人材確保」はどのような考え方を持ったらよいのでしょうか。

不況時の転職について考えるべきこと~転職エージェント高野からのメッセージ〜

https://keyplayers.jp/archives/16500

で、株式会社キープレイヤーズ高野 秀敏さんは、求職者目線から見た、不況時の転職について語っています。

不況というのは悲観すべきことが多いですが、必ずしも悪いことばかりではありません。ベンチャー企業に多くの投資を行っていくなかで、不況のときを耐えて、事業をのばせた方というのはどこへ行っても活躍できます。競合が厳しい環境のなか、景気によるまぐれではなく実力で事業を成長させたとなると、どこの企業からも欲しがられる人材になることは間違いありません。 こうした状況下だからこそ、自分の真の実力が問われます。

「不況時に残した成果は一生のタカラモノ」との言葉が文中にありますが、まさにそうです。「苦しい時こそ、自分が問われている」とは、サッカーの三浦知良選手の名言ですが、リーマンショックやバブル崩壊を歴史の中で経験した私たちは、好況と言われる時期がいつまでも続くことなどありえないことを知っています。いずれ人生の中で巡りくる「苦しい時」。今どんなことができるかが、本当の人間力の見せどころではないでしょうか。

さて、今回のRICTECコラムは、特別編として、「企業側から見た、不況時の採用マーケティング」について、解説します。

1. 売り手市場からの転換

「超・売り手市場化」と言われて久しかった転職市場に猛烈な変化が訪れています。有効求人倍率は2019年3月の1.62から、2020年3月の1.39へ。「文句なしの買い手市場」という訳にはいかないかもしれませんが、採用を継続している企業の中では、「応募が大幅に増えている」「これまで大手に転職していたであろう優秀層が来るようになった」という声もかなり聞かれるようになってきました。

ビジネスの世界、「ピンチをいかにチャンスに変えるか」はいかなる状況でもついて回る問題ですので、こうした声は、筆者はポジティブに受け止めています。

WEB説明会やWEB面接といった物理的なツールもさることながら、そういった企業の方が考えていることは「そうは言っても、どんなターゲットイメージで募集活動をすればいいの?」ということです。このコラムでは、そんな企業の方のお悩み解決の一助になればと考えています。

2.求職者市場の変化




応募は増える

玉石混交度合いも増す

優秀層の応募も時にはある

今、求職者市場で起こっていることは、ざっと上の図式と考えていいかと思います。コロナの影響で転職意欲が減り、転職を取りやめる求職者もいるのですが、それ以上に募集を差し控える企業の数の方が多く、求職者過多の状態。


さらに、特に大手企業が採用を差し控えている状況になっているため、いわゆる優秀層が「とりあえず受けておこう」と思う大手企業がなくなるため、中小・ベンチャー含め様々な企業を選択肢として考えるようになります。

 一方で、コロナ不況下で単純に失職した方も応募者の中には加わってくるため、さらなる応募者過多、玉石混交の状態になってきます。「応募者が多すぎて、面接の日程が取れない」という声もしばしば。


また、当然採用人数も以前から減らすように言われている担当者の方も多いです。




つまり、採用までの業務工数が非常に増える一方、中にはダイヤの原石、ダイヤそのものも眠っている、超・マッチング重視市場、となってくる、というのが筆者の見解です。

2. 不況の時に転職を考える人の心理状態とは何か?

さて、一般的には、不況の時には企業は人材採用を手控えるようになります。となると、転職者も、「今はやめておこう」と思ってもおかしくないはず。不況時に転職をする方は、どんな方がいるのでしょうか?




単純に解雇・退職をした【解雇】

不況で職場の雰囲気が悪く、メンタルをやられた【メンタル】

好況な業界に移りたくなった【業界転向】

自分の存在意義を見つめ直した【存在意義】

この中で、優秀層が眠っていやすい、また、深く自社にコミットした存在を採用しやすいのは、④の「存在意義型」だと筆者は考えています。

実は、不況というのは、社会における自分の存在意義を見つめなおす時期でもあります。

例えば、同世代でトップの実績を上げていた、30代前半のバリバリの営業マンの例を見てみましょう。当たり前の話ですが、好況な時、営業マンは稼げます。年収もどんどん上がり、いい家に住み、いい車を買うかもしれません。結婚して家庭を築く人もいれば、独身で可処分所得を趣味に費やす人もいるでしょう。ガンガン稼いで、ガンガンお金を使う。それが楽しい時期は、優秀な営業マンなら誰にだってあることです。


しかし、不況になると違います。企業も、ない袖は振れません。どんなに優秀な営業マンからでも、そもそも要らないものを買うわけにはいきません。私の知っている企業では、ピーク時は年間で6000万の粗利を稼いでいたトップ営業マンの売上が、月間ですが、ほぼゼロになった時があったそうです。


頑張っても頑張っても、稼げないのが不況―。そうなると、人間の心持ちは変わります。これまでの自分の存在意義だった「数字」がなくなる。自分の仕事は、なんのためにあるのか?考え直す時期です。折しも、不況ですから、世の中では社会不安が多く叫ばれるようになります。貧困や失業の問題、福祉の問題。東日本大震災当時「絆」が叫ばれたように、不況時は人と人とのつながりや、心のやり取りが注目を浴びるようになります。そんな中、社会的存在としての自分を強烈に意識するようになり、転職するというパターンです。

事実、私の周りでも、リーマンショックのころ、大手人材系企業のトップ営業マンだった友人が、年収を3割下げてスタートアップに転職したりしていました。

こうしたモチベーションの転職者の方は、強く自分が夢中になれる仕事を探しています。その方に、いかに「自分の天職を見つけた」と思わせられるかどうか。特に、先ほどの高野さんの記事ではありませんが、スタートアップの企業にとってはそんな方を見つけるチャンスなのかもしれません。

3、妥協せずに「志」で繋がれる優秀層を

こうしたことを踏まえて、企業で対応するべきこと。それは、「妥協しない」心の貫徹だと思います。たとえば、応募者のランクにA~Eがあり、昨年まではCランクまでの応募者を採用していたとしましょう。でも、今年からは、企業体力的にも「本当に優秀だと思えて、マッチングも最高だと思える方しか採用しない」という覚悟を決めたうえで、基準値をいかに高く持っていけるか?が勝負だと考えています。もちろん、それに伴う採用実務の不可も甚大になります。我慢が続く採用とも考えていいでしょう。ただ、それだけのことをする価値のある人材も、この不況時には眠っていると思います。


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