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オンライン(WEB)説明会で「困ったこと」「やってみたこと」ナレッジ集

新型コロナウイルスの感染拡大により、すっかり一般化したオンライン(WEB)説明会。各企業で導入初期段階なだけに、さまざまな問題が発生しているようです。それに対して、行っている工夫も様々。今回は、現場レベルで起きている、いくつもの問題点と、解決策や各社さんが行っている工夫についてお伝えします。

※弊社作成
多くの会社様で、情報の伝達が一方通行となってしまい、問題を抱えてしまっているようです。リアル説明会をそのままに、パワーポイントと話者のスピーチで構成しているにもかかわらず、歩留まりは多くの企業様で下がっています。何が原因なのでしょうか?考察してみましょう。
●そもそも、学生は説明会で何を聞きたいのか?

※2019年卒 マイナビ学生就職モニター調査 4月の活動状況
学生が説明会で聞きたい内容は「具体的な仕事内容」と、「社風・社内の雰囲気」です。このうち、「社風・社内の雰囲気」に関しては、そもそもリアル説明会の頃から「学生が聞きたいこと(青グラフ=44.0%)」と「実際に聞けたこと(黒グラフ=31.6%)」の間に、ギャップが生じやすい部分でした。
それでも、リアル説明会においては、学生さんをアテンドする社員さんや、話者が登壇するまでに周りの社員さんと行う雑談、しぐさや歩き方ひとつとっても、説明会会場のあらゆる場所で見えてくる企業・社員の「人となり」を、学生は感じることができました。
メラビアンの法則って何?誤解されがちな法則の本来の実験内容を解説!
有名な「メラビアンの法則」は、実は「単純に見た目をよくすればいい」という話のみを言っているのではありません。見た目と行動、その人を形作るさまざまな要素が一致する=一貫性があることの重要性を説いています。つまり、実際に企業に行くことで、学生は無意識のうちにその企業の一貫性を審査している ともいえるのです。
さて、企業に行くという行動がなくなった今、学生が見る情報は、WEB会議システムの画面の中の、ごく限られた人とパワーポイントの映像だけになりました。話者さんも、説明会の登壇時は気を張って真面目にしゃべっていても、プレゼンが終了したら、少し気を抜いて素の部分が見えるはずです。それがなくなり、「ON」の部分だけの接点となったら…不安に思うのは当然ですよね。きっと、テレビやYoutubeを見ているような気分になっているかもしれません。
●パワポで説明できるものとできないものを整理しよう

※弊社作成
そして、情報の観点からも、WEB説明会では説明しきれないものがあります。上図で分類しているように、「若手社員の話」「社内の雰囲気」など、パワーポイントで説明しきれないものを無理やりパワーポイントに載せても、学生には伝わりません。「論より証拠」というやつですね。
●各社さんの工夫
では、実際どんな工夫を各社さんされているのでしょうか?

「長時間、1人の人のスピーチを聞いていると退屈します。WEB説明会は顔が見えないだけに、退屈したら他のことをしながら受講する、というパターンもありがちなので、気分転換も含めて、起伏をつけるようにしています。」
ポイントは「起伏」です。臨場感をつけ、しっかり会場に来ているように印象付けることを重視しています。

「WEB説明会になり、パワポと説明だけで、人柄や雰囲気が伝わる部分が極端に減ってしまいました。そのため、話者と若手社員などでの雑談の時間を各セクションごとに作っています。話の内容としては、今日のご飯や昨日なにした?という話など、むしろ積極的にたわいない話をするようにしています。」
実は、大事なのは「仕事以外の話」。WEB説明会ですから、しっかりと意識して、プログラムに組み込みましょう。

「いきなり質疑応答はしづらいと思うので、まずは社内の若手にチャットで質問をさせています。場の空気もほぐれ、質問がしやすかったという声が多いです。また、想定問答はあらかじめ作っておくようにし、質問がなかった時でもそこに書かれている質問をすることで、ある程度フォローできるようにしています」
リアル説明会でもそうですが、WEBでの説明会って、質問しづらいんですよね。文字なのでタイミングもつかみづらいですし、ニュアンスを完全に言語化しなければいけませんし、そういった中で、学生さんに立場が近い若手の社員の方(あまり喋りにたけていない方がむしろいいです)が、先だって質問してくれると、質問も出てくるようになります。
いかがでしょうか?この3つ、実践した中には、効果てきめんで質問がポンポン出てくるようになった、という会社様もいらっしゃいます。簡単なことに見えて、意識して進める・進めないでアウトプットは驚くほど変わるもの、少しずつ、実践してみませんか?
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